駐車禁止解除は2007年12月21日から始まりました

Post date: Jun 16, 2010 12:52:25 PM

駐車監視員による取り締まりの最重点路線に指定されている横浜市中区の本牧通の約1・8キロが21日から、終日路上駐車禁止が解除され、午前11時~午後3時まで駐車できるようになる。

約200の店が並ぶ山手署前交差点から山手公園入り口交差点までの区間で、県警によると、県内の商店街で最大規模の規制見直しとなる。

地元の商店会などが「売り上げが大幅に減った。買い物の時間帯だけでも路上駐車させてほしい」と山手署に陳情していた。

山手署は、交通量などを調査し、昼間であれば駐車しても車の通行に影響は少ないと判断。県公安委員会が、規制緩和を決めた。

本郷町商店会会長の佐久間遵一さん(68)は「実現は難しいと思っていたので信じられない。年末のかき入れ時に間に合って良かった」と話している。

青果店を営む及川敏さん(56)は「売り上げが落ち込んでいる。商店街はお客さんと会話しながら買い物をするところ。

駐車料金を負担させてしまうと思うと、ゆっくり話もできなかった」と歓迎している。

見直し後は、商店会と署が協力し、時間外の路上駐車がないか巡回するなどして目を光らせる。また、商店会は「お買い物中」と書かれたステッカーを買い物客に配り、買い物以外の長時間の駐車を防ぐ。

(2007年12月21日  読売新聞)